カテゴリ:バルトの国( 6 )

JURMALA

e0176809_2473791.jpg



朝一番でRIGA に戻って着ました。
何故なら今夜ベルギーに帰るから。
5日間は早いな。結局エストニアには行けなかったな。

午後いっぱい空いているので、海を見に行くことにしました。
RIGA から最も近い海のリゾート地、JURMALA です。
電車で30分ぐらいで行けます。

JURMALA と言っても海に沿って長く広がっており、中心地はMAJORI(マイヨリ)という街になります。
海と川に挟まれた砂州上にあるこの街は、昔からRIGA に住むお金持ちの別荘地でした。だから街と言っても住宅地のような雰囲気です。
町並みが好きな私には少し物足りないのですが、海の開放的な雰囲気はやっぱ魅力でした。この先にはスウェーデンがあるのです。


e0176809_3144062.jpg
「この街一番の人気者」だそうです。タートル。確かに写真を撮って行く人が後を絶たない。何故にタートルなのかは深い意味はないらしい。


e0176809_2492293.jpg
Summer cottage of Augusta Morberga
この街で一番美しいとされる別荘。この青はちょっとどうかと思うけど、窓から覗いた限り、内装は落ち着いてていい雰囲気だった。


e0176809_2503286.jpg
Former bath-house of E Racene
今はホテルになってる昔のスパ。


e0176809_2514571.jpg
Lutheran Church
素朴な色合いや装飾が良かった。タイルの模様や木組のドアとか。シンプルで落ち着いた教会は、やはり北国独特のもの。


e0176809_2524675.jpg
Gymnastics on the beach!!!
めっちゃ気になったアクティビティ。確かに絶対気持ちいいと思う。



ちゃんとしたガイドブックもなく、決して観光大国とは言えない国で、5日だけというカツカツのなか、割と上手く旅した方じゃないかな。
でも、この頃になると「フランス語恋しいよ病」にかかってしまい、ブリュッセルについた時は嬉しさのあまり、ついついバスのドライバーや方向が同じ人と話してしまう。言葉が通じるってスゴイ幸せ☆
[PR]

by bebedepeche | 2009-04-17 22:21 | バルトの国

Cute な子はアウクシュタイティヤ国立公園へ②

e0176809_2235576.jpg


二日目も当然トレッキングです。
だって他にすることがないから・・・。

帰りの電車が気になって、そう遠くまでは行けませんでしたが、それでも20キロ以上は歩いたと思います。

今日は畑の中を歩くことが多かった。少し山道も歩きたい!と適当に入ったら、これまた道が途中で消えてしまい、とりあえず湖に沿って藪コギ状態。私が適当すぎるんだな、きっと・・・。
なんとか帰ってこれました。

e0176809_2243348.jpg
e0176809_225841.jpge0176809_2253236.jpg
e0176809_226464.jpge0176809_2264355.jpg
e0176809_227958.jpg



さて、電車に乗る前に、IGNALINAの街を少し散歩。
と、言っても、何度も言うように、何も無いんだけど・・・。

その中で、この街の教会はかなりカッコイイ。
正面側に据えつけられた大きな十字架、すっきりシンプルな木と白壁だけの内装、大きなキリスト像。
建築好きを喜ばせるデザインでした。
e0176809_22142012.jpge0176809_2214374.jpg


さて、なぜ「Cuteな子」なのか。
VILNIUSに戻った時に、宿のおばちゃんにIGNALINAに行ってきた、というと、「あんなところ何しに行ってきたの?何もないのに!」と驚かれました。「毎日歩いてた。」と言うと、「歩いただけでそんなに感動するなんて、あなたってCuteな子ね!」と笑われたからです。
このおばちゃん、めっちゃ優しくて、好きでした。



ところで、IGNALINAについて、あまりに「何もない」と言いすぎてるので、説明しておくと、夏のバカンスシーズンになると野外博物館や養蜂場、レンタサイクルやレンタルボート(このボートで各湖をまわる。そのための連絡運河もあり、これが一番面白そう。)もあり、キャンプ好きで賑わいます。

また、怖い話をすると、このIGNALINA地方にはチェルノブイリ級の事故の危険性をはらんだ原発があり、リトアニアの電力事情上、欠くことのできないエネルギー供給施設です。この原発は前からEU機関でも問題を指摘していて、リトアニアがEU加盟する条件の一つに、この施設の解体がありました。おそらく来年あたりから解体工事が始まります。もちろん国内は電力不足に陥るので、同時に新しい原発が同じ地方に建てられます。これら工事にかかる費用はEU機関、スウェーデン政府も援助。一国の原発事情に外国が援助するのだから、どれだけ危険な原発なのか想像できます。(それにしても、スウェーデンは何故リトアニアに多大な援助をするのか知りたいです。金融関係でも援助をしているはず。どなたかご存知?)

いずれにしても、この美しい自然と、そこで暮らす人々が変わらず幸せであって欲しい。
[PR]

by bebedepeche | 2009-04-16 21:57 | バルトの国

Cute な子はアウクシュタイティヤ国立公園へ①

e0176809_21453358.jpg


VILNIUSから電車で二時間、国境近くに広大なアウクシュタイティヤ国立公園があります。
IGNALINAという小さい街が観光の拠点になるのですが、本当に小さい街です。

どこか泊まるとこ、あるでしょ、と気楽に行ったのですが、駅前にはカフェすらない。
宿泊施設を求めてウロウロ・・・。
あかん、誰かに身振り手振りで教えてもらわなあかん・・・と思った時に、宿泊施設マークを発見。
たどっていくと、湖の側の、街に一軒しかないレストランの2階が、街に一軒しかないホテルでした。
よく見つけたな、私・・・。
野宿を覚悟してしまったよ・・・。

こんな田舎だから、ホテルには英語を話せる人が一人しかなく、彼は私が何か質問するたびに呼び出され、少しタイヘンだったと思います。だけど、彼を含め、このホテルの人、みんなめちゃくちゃいい人!おかげで気持ちいい滞在になりました。

(そしてレッチリがずっとかかってる。夕暮れにレッチリは最高)


さて、ここに来たのは自然に浸りたかったからです。だから、ひたすらトレッキングです。
4月と言えど、この辺りはまだ寒く、吐く息も白い。 湖も凍ってる場所もありました。
びっくりするだろうけど、今日は午後から30キロぐらい歩きました。だって何も無いから・・・。

こんな綺麗な自然の中に、私一人だけです。
湿原の中に迷い込んだりしましたが、気持ちよかったです。


e0176809_21474525.jpg
e0176809_21481514.jpge0176809_21485195.jpg
e0176809_2149386.jpge0176809_21501214.jpg
e0176809_21503967.jpg
[PR]

by bebedepeche | 2009-04-15 21:16 | バルトの国

VILNIUS

e0176809_17202361.jpg


リトアニアの首都です。かわいらしイメージのRIGA とは異なり、都会です。
のんびりヨーロッパというのには程遠い雰囲気。寒いから、というのもあるのだろうけど、同時期に独立したラトビアに経済情勢も大きく引き離されている感があります。現地通貨の価値も、ラトビアとリトアニアでは大きな差があります。

でも、個人的にはVIRNIUSを含め、リトアニアの方が私は好きです。きっと、行った人にしか解らないだろうけど、リトアニアの人は無口ながらも感じが良い。
私が頼んだパンのために丁寧に紙ナフキンを折るキオスクのマダム。
物乞いにお金を頼まれてる私に「断りなさい。」と後ろで合図を送ってくれるマダム。
田舎で英語が通じず切符が買えなかった時に、通訳してくれたお兄ちゃん。
他、些細なことばかりですが、第一印象とのギャップにキュンとなります。

だから頑張って、リトアニア!



e0176809_172156100.jpg
Kalvarijy Market
この街最大の青空マーケット。うん、歩いて行こう、と出発したけど、めちゃくちゃ遠かった!3キロぐらい歩いた。しかも気温はマイナス。
おみやげを探したのだけれど、あまりに日用品なものか、高いおみやげしかなかったので諦め。でもクッキー屋台があったり、首にストッキングを巻きつけ売り歩いてる人がいたり、西ヨーロッパのマーケットとは全然違う!面白いです。


e0176809_17313169.jpg
St.Peter and Paul's church
どのパンフレットも行け行け、と書いてある教会。ならば・・・と行ってみました。これまためっちゃ遠いねんな・・・。マーケットの次に行ったから、延べ何時間マイナスの中を歩いていたのやら・・・。
「輝くような内装」という形容詞の通り、一面真っ白の内装。一つとして同じモチーフはないそうです。確かに一見の価値あり。


e0176809_17321532.jpg
Restauran : Didzkukuliai
郷土料理ゼッペリンを食べる。でも、ゼッペリンってなに?小麦粉だけではない味がする。ヨーグルトが絶妙!


e0176809_17511226.jpg
Arkikatedra
一目ぼれした大きな真っ白い教会。こんなの見たことない。天上に描かれた白い花モチーフも綺麗だし、シンプルで大きなコロン(柱)もラインが綺麗。
ちなみに十字軍の弾圧から逃れるためにキリスト教を受け入れた当時の王が、最初に立てた教会。13世紀のお話。


e0176809_19143747.jpge0176809_1915633.jpg


e0176809_17332674.jpg
Russian Orthodox church
外見がとっても愛くるしい教会。でもオーソドックスっていう宗派はキリスト教の中でも一番厳しく、内装も華やかを通りこして少し怖いぐらいなのを知ってますか? この教会の内部も外見とは異なり怖かった。


e0176809_17341232.jpg
Uzupio
ウズピスという、VIRNIUSにとって一番近くにある町です。どれぐらい近くにあるかというと、橋の向こうという近さです。
ここはかつて罪人が住む町だったらしく、それでVIRNIUS市に入れたくなかったのかな?と思ってしまいます。今では普通の街でカフェもあり、また川沿いにアートが点在し(放置されてる?)、好きな場所でした。


e0176809_1754745.jpg
Gedimino Pilis
街が一望できる城塞。教会がたくさん並ぶ旧市街と、モダンな建築ラッシュである新市街が望めます。


e0176809_1735221.jpg
St.Kaziniera's Church
ピンクの外壁に白大理石のモチーフが見た目に暖かくしてくれます。寒い中にこのピンクは心和む。ここをはじめ、この街はピンクやパステルイエローなどの古い建物が多い。見た目に華やかさが欲しかったのかな。
などとウキウキしながら入ると、中ではお葬式の真っ最中でした。身内だけの静かなお葬式で、進むのが憚られ、すぐ出てきました。


e0176809_17354351.jpg
Romanov's church
最後の最後におもちゃみたいな教会に出会いました。しかも緑部分は改装の途中なのか、片側だけ塗られてました。ちょっと笑えた。



さて、ユースに帰ると、めっちゃ変なロシア人のお兄ちゃんがいました。

アメリカ人を見かけては「おー、アメリカン!」、私を見かけては「おー、ジャパニーズ!」、と少し鬱陶しい。
私がフランスの新聞を読んでると、「解らないことがあれば、どんどん聞くべきだ!これが語学上達の近道だ!」と力説。「どの単語がわからないんだ、教えてあげる。」というから、「○○○というフランス語がわからない。」と答えると、「フランス語か・・・」と意気消沈。
さらに「どんどん聞くべき」を実践しようと、いきなり初対面の人に「君のズボンはとてもかっこいいね。」と話しかけ「何が言いたいのかわからない。」とドン引きされてるし。
おまけに、かなり年下の女の子にサッカーゲームに混ぜてもらって相手してもらってるし・・・。
でも、どこか憎めないキャラやねんな・・・。
彼のお友達も失笑しっぱなしでした。

一緒の部屋じゃなくてホント良かった。
[PR]

by bebedepeche | 2009-04-14 22:26 | バルトの国

RIGA

e0176809_31866.jpg

RIGA はラトビアの首都であり、バルト三国の空の玄関。幸運にも幾つもの戦禍を免れ、700年も続く町並みを維持しています。バロック、ルネッサンス、ロマネスクそれぞれの建築様式が存在し、またアール・ヌーボー様式の建物も多く見られ、建築ファンが多く訪れます。(というのは後で知ったんだけど・・・)

RIGA に10時ごろ着き、バスで市内へ。川越しにたくさんの高い塔が見えてきたときは興奮。
写真で見るたび「綺麗だな」、と思っていた街は目の前に!

さてさて、数年前のガイドブックから破って持ってきた地図しかなく、どこをどう歩こうかな。
とりあえず見えてる塔を目指して、気ままに歩きます。
今日はパック(イースター)で祝日のため、お店はクローズ。人通りもまばら。
めっちゃ静かです。町並みを堪能するときはこれぐらい静かであって欲しい。

e0176809_32205.jpge0176809_3221755.jpg



e0176809_3182467.jpg
Cathedral
作られた当時は世界最大だったらしい。中も素敵らしいけど、この大きいカテドラルを大きいと感じさせないぐらい広大な広場からの眺めが好きです。私はスケールの大きいデザインが好きなのです☆ 陽が射した時のレンガの色が美しい。


e0176809_344714.jpg
Riga Castle
歴史から見ると、支配され続けた過去のシンボルのようなお城。今では大統領官邸となっていますが。


e0176809_35519.jpg
Freedum Monument
Milda と呼ばれているモニュメント。昔は国の聖地となる建物があったらしいんだけど、シベリアに移されたとか。どおりでこのモニュメントのある場所がとても開けている訳です。女神が持っている三つの星は、ラトビアを構成する Kurzeme, Vidzeme, Latgale を表すのだそうです。


e0176809_363171.jpg
Bar: Kapucino Bars
このバーがある建物は、スウェーデン統治時代のスウェーデン兵舎。今では工房、雑貨店、骨董屋などがお店を構え、RIGA の中でも一番スタイリッシュな界隈です。
とても寒いので中でご飯を食べようと入ると、壁のピンクが美しい少し古風な内装。一目で気に入りました。大好きなカフェオレ+コニャックで体もほっこり。



e0176809_373486.jpgthree wall street
全然観光スポットではないのですが、とても気に入ったパッサージュ。少しアラベスクな床のタイルとガラス天井という、RIGA には異質な空間。この柔らかい雰囲気に心が和む。
この名前が正しいのか解りませんが、入り口にそう書いてありました。


RIGA、もっと居たいのですが、5日間の予定なので、この辺で終わり。
リトアニアの首都Vilniaus へバスで向かいます。15時半のバスにのって、着くのは20時ぐらい。着いたら宿を探さなければいけないので、バスでは体力温存・・・と考える間もなく寝ていました。だって昨日空港ではまともに寝てないし・・・。
[PR]

by bebedepeche | 2009-04-13 22:02 | バルトの国

パックはバルトの国で

一週間パック(イースター)のため、学校がありません。

ラトビアとリトアニアに行こう。

って言われても、どこそれ?って人も多いかも。
ここにあります。↓
e0176809_144860.jpg


私が中学生の時にロシアが崩壊し、バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)が独立。
次々に変わる世界情勢に、社会の先生もアクセクしてました。
激動の象徴のようなこの国々、いつか行ってみたい、と中学生ながらに思ったものです。

Bruselles・Charloi空港から RyanAir という格安航空会社で2時間ぐらいで行けます。
往復8,000円ぐらい。高くはないと思います。
(とは言え、オンライン・チェックインが出来なかった私は手数料4,000円ぐらいを結局払いましたが・・・)

このRyanAir をはじめ、格安航空会社というのは、サービスをカットする代わりに低価格でチケットを販売しており、チェックインは自分でする、席の予約は無し、ドリンクは有料、歩いて飛行機まで行く、など、普段私達が使っている飛行機とは全然違います。

当然皆ガツガツするし、優等生的なイメージのヨーロッパ人の、嫌な部分を見ることになります。彼らはやはり温和な性格とは言いがたい・・・と思ってしまった。
お互い順番を抜かし合い、機内では子供は大騒ぎ、高齢者に譲ることもなく、乗務員も事務的。「本音と建前」の「本音」だらけでした。
これで事故があっても、誰も助けてはくれない!と確信し、避難ルートや酸素マスクの場所の確認に余念が無い私でした。

e0176809_1561086.jpg
搭乗はこんな感じ。


この格安航空会社、時には5ユーロぐらいのフライトがあったり、と低価格が魅力なのですが、最近 Easy Jet、 Air France、 Bruselles Airlines と供に告訴されました。理由は追加手数料の規定が曖昧なこと、手数料の規定がコロコロ変わること、その他諸々・・・。顧客によってあまりにも差がありすぎる、ということのようです。
数ヶ月以内には「体重によって手数料を取る」という規定も適用するそうで、少しでも小銭を稼ぐことに夢中になっているイメージがあります。細かい英語の規定を読まなければならず、ちょっと面倒くさいな・・・とも思っています。
さて、どうなることやら。

そうそう、もう一つのネガティブ・ポイント。
それは空港が遠く、安いフライトは発着の時間帯が早朝・深夜であることが多い。
おかげで私も、明日朝7:00のフライトのために、今夜Charloi空港の廊下で一泊です。
そんな人だらけだから、全然怖くはないんだけどね。
[PR]

by bebedepeche | 2009-04-12 23:55 | バルトの国