Museum Het Schip
Museum Het Schip
Spaarndammerplantsoen 140
Wed-Sun 13h00-17h00
Designed by Michel de Klerk
アールヌーボーの流れを汲むアムステル派がデザインした公共集合住宅。内部には郵便局や幼稚園も併設されていました。郵便局は現在ミュージアムの受付に。またモデルルームでは、この住宅のためにクレルク自らデザインした家具も設置され、当時の一般クラスの生活ぶりが伺えます。ガイドツアーとなっており、拙い英語を駆使していろいろ聞いてみました。
隅研吾氏のコラムの切り抜きがありました。
当時を考えると、画期的だったのはデザインだけでなく、低所得者のために行政が住宅を建てるという構図。予算枠が当然あり、複雑なファサードにコストがかかった分、インテリアも同時にデザインすることでコストダウンを図ったらしい。
面白かった隅氏の見解として、第一次大戦後の住宅不足へのヨーロッパとアメリカの対応の違い。
ヨーロッパ : 良質の集合住宅を公共資金で建てる傾向
アメリカ : 公共資金は共産主義に通じるとし、郊外に個人資産での戸建住宅を奨励
隅氏曰く、とりあえずの勝者はアメリカ。何故なら夢のマイホームを手に入れるために人々は猛烈に働き、内需拡大へつながったから。しかし長い目で見ると・・・との?付きです。
Spaarndammerplantsoen 140
Wed-Sun 13h00-17h00
Designed by Michel de Klerk
アールヌーボーの流れを汲むアムステル派がデザインした公共集合住宅。内部には郵便局や幼稚園も併設されていました。郵便局は現在ミュージアムの受付に。またモデルルームでは、この住宅のためにクレルク自らデザインした家具も設置され、当時の一般クラスの生活ぶりが伺えます。ガイドツアーとなっており、拙い英語を駆使していろいろ聞いてみました。
隅研吾氏のコラムの切り抜きがありました。
当時を考えると、画期的だったのはデザインだけでなく、低所得者のために行政が住宅を建てるという構図。予算枠が当然あり、複雑なファサードにコストがかかった分、インテリアも同時にデザインすることでコストダウンを図ったらしい。
面白かった隅氏の見解として、第一次大戦後の住宅不足へのヨーロッパとアメリカの対応の違い。
ヨーロッパ : 良質の集合住宅を公共資金で建てる傾向
アメリカ : 公共資金は共産主義に通じるとし、郊外に個人資産での戸建住宅を奨励
隅氏曰く、とりあえずの勝者はアメリカ。何故なら夢のマイホームを手に入れるために人々は猛烈に働き、内需拡大へつながったから。しかし長い目で見ると・・・との?付きです。
by bebedepeche | 2009-04-02 15:30 | オランダ